ジョニー・デップ(63)がジャック・スパロウ役として復活することが現実味を帯びてきた。ただ、第6作目となる新作「パイレーツ・オブ・カリビアン」では、デップは脇に回り、新たな主役はマーゴット・ロビー(36)になる可能性を米メディアが16日報じた。

 米・カリフォルニア州アナハイムで同日開催されたファンイベント「D23」に出席した「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー氏は米芸能ニュースサイト「デッドライン」の取材に対し、脚本の構想が進む中、デップとの交渉が行われていることを認めた。

 同氏は、「ジョニーと話し合いを進めている最中で、何とか実現させたい」としたものの、まだ出演契約の正式合意には至っていないと説明した。

 さらに、別の米芸能ニュースサイト「ブラスト」によると、同シリーズを配給するディズニーは新作の公開日や製作スケジュール、主要キャストなど全容についてもまだ何も発表しておらず、脚本が作成段階にあるため、クランクインまでにデップの役柄や映画の全体的な方向性が変更される可能性も残るとしている。

 新作に詳しい情報筋によると、ディズニーの次なる〝カリビアンの航海〟はジャック・スパロウを中心に展開するものではなく、ロビー演じる主人公に焦点を当て、スパロウは脇役になる。そういった構成にすることで、スパロウを通じて長年のファンとのつながりを維持しつつ、これからの同シリーズを牽引する新たな主役を導入する考えだという。

 デップは1作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(2003年)から前作「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(17年)までシリーズ全5作で主役スパロウを演じてきた。同シリーズはディズニーの看板作品の代表格で、これまで5作の世界興行収入の合計は45億ドル(約7160億円)に達している。