伝説的英ロックバンド・クイーンのギタリストで、天体物理学博士でもあるブライアン・メイ(79)は、人類に人工知能(AI)は必要ないと断言し、「その開発に伴う代償があまりにも大きい」と警鐘を鳴らした。
英GBニュースによると、メイは11日にインスタグラムを更新し、AIシステムを稼働させるために必要な物理的インフラについての懸念を示し、英国各地で進めらているデータセンター建設を阻止するよう訴えた。
メイは、「このような忌まわしいデータセンターを英国に建設させてはならない。すでに美しい米国を破壊しているのと同様、われわれの美しい国をも破壊することになる」とし、さらにアンディ・バーナム英首相に向けても、「親愛なるアンディ、手遅れになる前に、今すぐ停止すべきだ」とのメッセージを送った。
同ニュースによると、この投稿に至ったきっかけは、メイがMeta社のAIツールを試したことだった。クイーンが1980年に発表したアルバム「ザ・ゲーム」のアートワークを再現するよう同AIに指示したところ、その結果は「全く感心しないものだった」という。
同アルバムのジャケットは、クイーンのメンバー4人が革ジャンを着て並んで立っているモノクロ写真をデザインした象徴的なものだったが、AIが出した結果は、誰だかよくわからない男性4人が、中央に立つ白いシャツのフレディ・マーキュリーを取り囲むような画像だった。
「つまり、これがやがて世界を支配することになる〝知能〟というわけですか?」とメイは皮肉たっぷりにコメント。「なるほど、素晴らしい。もしかすると今こそAIなど必要ないのだと気づくべき時なのかもしれない」と締めくくった。












