クイーンのギタリストブライアン・メイ(78)が、地元議会が安全上のリスクとなる可能性があるとして、村の広場に数千本の水仙を植えることを禁じられた。英紙サンが1日、報じた。

 ブライアンは英サリー州エルステッドにある自分の村の広場に球根を寄贈する計画を立てていたが、地元議会がそれを阻止したという。

 エルステッド教区議会は、黄色い花が付近の交通の視界をさえぎることることを理由としており、当局は、水仙が地元住民の緑地横断を妨げ、通行を阻害するだろうと述べている。

 そのためブライアンの要望は却下された。議会は「地域社会の取り組みと安全性のバランスを取る責任がある」との姿勢を見せている。

 地元紙ファーナム・ヘラルドの取材に対し、ブライアンは「18インチ(約46センチ)の茎がどうやって誰かの視界をさえぎるのか、想像もつきません。特に芝生は通常、高さ7フィート(約2・1メートル)のアイスクリーム販売車を含む駐車車両に囲まれているのですから」と主張している。

 ブライアンは以前にもセント・ジェームズ教会前の広場に3000個の球根を植えた経験から、今回の村の広場での植栽も成功することを期待していた。

 保守党議員ジェレミー・ハント氏は「エルステッドで最も有名な住人であるブライアン・メイ卿と、彼の優秀な植栽チームが、エルステッドの緑地に見事な水仙を供給し、植えてくれた」と称賛している。しかし議会側は、村の広場と教会の広場は「全く異なる2つの場所だ」と反論した。

 同教会は、教会の広場は「水仙を植えるのに適している」とブライアンの植樹活動を容認している。また地元住民のジェニー・リトルデールさんは「こんなに素敵なものが、こんな馬鹿げた理由で却下されるなんて、本当に悲しい」と語っている。

 エルステッド在住で、元ウェイバリー区議会議員のジェニー・エルス氏は、地元住民の要望が考慮されていないと主張しており「おそらく投票を行うべきだったでしょう。この提案には非常に多くの関心が寄せられていましたから」と議会の決定に反対の意を表している。

 ブライアンはブログ記事でこのニュースを共有し「今年の展示について村の人々からたくさんの嬉しいコメントをいただき、とても感激しています私たちは皆、来春に向けて村のメイン広場を飾り付けたいと願っていました…しかし残念ながら、昨夜、教区議会は私の計画を却下しました」と無念の意を表している。