中京テレビ(日本テレビ系列)は23日、社長会見を開き、10月18日に開幕する「第5回愛知・名古屋アジアパラ競技大会」地上波生中継の独占放送権を獲得したことを公表した。
黒崎太郎代表取締役社長は「組織委員会と契約を締結したのは昨日(22日)です」と話し、19日から23日までは10時25分から11時20分までの生放送、24日には2時間枠の特別番組を放送する。また随時、自社番組内で報じていくほか、TVerやLocipoを使った配信も行う予定だ。
契約締結の経緯について「アジア大会とパラ大会では放送権が別建てになっているのは知っていた。アジア大会のほうはTBS系列(CBCテレビ)が放送権をもっていますが、パラ大会のほうは探ったところライバルがあまりおらず、結果として我々が獲得することができました」という。気になる放映権料については「我々が買えるレベルです」と笑うにとどめた。
年々パラ大会への理解と関心が深まっているとはいえ、視聴率は結果に左右されやすく、不安がないわけではない。ただ東海三県下には車いすテニスの小田凱人(20)など有力な金候補がおり「この地域での大きな大会を伝えるのは、放送局としての使命」だとした。 他方で地上波放送以外の事業も積極的に行っている。自社制作ドラマ「鬼女の棲む家」が配信で好調。またドローン事業も広範囲で展開している。
例えば日本女子プロゴルフツアー「明治安田レディス」(7月16日~19日、宮城・仙台クラシックGC)は昨年、熊の目撃情報があり無観客での開催となったが、今年は朝と夕にドローンによる熊チェックなど安全確認を行い無事に終了。この事業を請け負ったのが中京テレビだった。「ツアー側からドローンで熊の調査をしてもらえないかという依頼をいただきまして、受注しました」(黒崎社長)。また三重・熊野市との連携で報道防災ドローンを設置。中部国際空港セントレアの天井点検も行った。ドローン事業単体としては「まだ赤字」だというが、その額は年々縮小しているという。今後〝中京TVドローン〟が活躍する場面が増えそうだ。












