俳優の柳沢慎吾が16日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。女優の樹木希林さんからかけられた、印象に残った言葉を明かした。

 この日は、MCを務める黒柳徹子から「柳沢さんには忘れられない人がいる。それは樹木希林さん」と振られると「希林さんですね、そうです」とうなずき、20代前半のときのことを回想。「ありがたいことに忙しくてですね。ドラマを本当に、5、6本いただいたんです。もうパツンパツンになっちゃって、セリフが入らなくなっちゃう感じで」と振り返った。

 当時、NHKの連続テレビ小説「はね駒」で希林さんと共演。セリフに詰まった柳沢に、希林さんが助け舟を出す場面もあったという。

 収録後、希林さんから「ねぇ慎吾ちゃん、送ってってくれる?」とお願いされたといい、車内で「慎吾ちゃんさ、辞めようと思ってるでしょ、この仕事」「もう嫌だなって思ってるでしょ?」「今、詰まってるよね」と希林さんから心配されたことを告白。

 悩みを吐露した柳沢に対し、希林さんは「今忙しいんだってね、リハーサルも来てないし。でもね、そんなのは若い時だけよ。今が肝心なのよ。一日一日は早いのよ。与えられた仕事は最後まで全うしなさいね」と声をかけたという。

 柳沢は「心がスーっとなった。あれから半年間あっという間でしたよ。乗り切ったんです。車の中で言われたことで気持ちが楽になった。もうちょっと頑張ろうって」と回想した。