長野原みお(相沢舞)「ゆっこはほんとにバカだなあ」
前回、桂ヒナギク「Heart of Flower」をアニメキャラクターソングの金字塔として取り上げた。今回も引き続きキャラソンなのだが、いかんせん金字塔の後だけにハードルが高い。こうなったら、そんなハードルなどなぎ倒しながら突っ走るような、路線の異なる名曲に登場願うしかない。
で、これ(笑い)。2011年のアニメ「日常」のキャラソンで、長野原みおを演じた声優の相沢舞が歌っている。「ゆっこはほんとにバカだなあ」という曲名だけ見たら、ふざけたコミックソングだと思うかもしれないが(いや、コミックソングではあるのだが)、楽曲の完成度は文句なしに高い。
“ゆっこ”というのは、主要キャラの一人で、みおの親友。歌の中では、ゆっこがいかにしょうもないところが多くて、あきれるしかないように描かれているが、「日常」を見ていれば分かるように、仲がいい友達だからこそ言える(歌える)親愛度の深さが伝わってくるのだ。終盤に出てくる「ありがと」も効いている。
歌い出しのメロディーはものすごくキャッチーでリズミカル。そのメロディーに乗る歌詞は曲名でもある「ゆっこはほんとにバカだなあ」というものだが、もうこのメロディーにはこの歌詞しかあり得ないというハマりぶり。相沢舞も完全に長野原みおの声色で歌っており、これがまたかわいらしいこと…。
「日常」は主だった登場人物のキャラソンが続々とリリースされ、作詞・作曲は全曲、前山田健一が手がけている。ヒャダイン名義で歌ったアニメのオープニングテーマも殿堂入り級のアニソン名曲だが、キャラソン群もバラエティーに富んでいて、どれもオススメだ。












