小松島競輪GⅢ「開設76周年記念 阿波おどり杯争覇戦」(優勝賞金640万円)は5日、12Rで決勝が行われゴール前で鋭く伸びた古性優作(35=大阪)が優勝した。GⅢ制覇は4月伊東以来、通算15回目。

 今年GⅠ2Vの王者の勢いは、止まることはなかった。

 単騎で迎えた決勝は、前受けした南関勢の後位でレースを進めた。残り2周過ぎに犬伏湧也と小倉竜二の2人が落車するアクシデントが発生したが冷静に対応。最終3角から鋭く踏み込むと、最後は郡司浩平をゴール前でとらえた。

 昨年に続き今大会でも準決では地元の御大・小倉に前を任され、その役割をまっとうしたが、「小松島には生きのいい選手がいっぱいいるし、もったいないというか…。小倉さんやトップの選手を付けて緊張感のあるレースを体感したほうがいい」と、愛ある提言を忘れなかった。

 この後は高知GⅡサマーナイトフェスティバル(17~20日)を経て、8月松山GⅠオールスター(11~16日)へ。「僕にできることはしっかりトレーニングして結果を残すこと。GⅠは力で勝ちにいきたい」。さらなるタイトル獲得へ、古性の独走が止まりそうな気配はない。