大相撲夏場所で2度目のVを遂げた小結若隆景(31=荒汐)が25日、東京・両国国技館で一夜明け会見に臨み「優勝した瞬間はハッキリと覚えてないけど『やったぞ』という気持ちになりました」と手応えを口にした。

 新関脇だった2022年春場所で初優勝。翌23年春場所で右ヒザ前十字靱帯断裂の大ケガを負い、幕下まで転落した。そこから再起を遂げ、25場所ぶりに賜杯をつかんだ。

 妻の沙菜さんと、4人の子どもの存在が復活Vへの原動力となった。千秋楽の優勝力士インタビューで「ケガをした時に、常にそばで支えてくれた家族の前で優勝できてうれしい。今日も朝、子供たちに『優勝してね』と言われた」と語っていた。

 この日も「ケガをしている時は、妻がリハビリに送り迎えをしてくれた。子どもたちも『パパがもう一回テレビに出るのを見たい』と励ましてくれた。前回の優勝は大きくなっても覚えてないかなと思ったので、今回の優勝は覚えてくれていたらいい」と家族への感謝を述べた。

 また「5日目ぐらいに妻が1匹の鯛を買ってきて、それを持って〝予行練習〟と言って写真を撮らされました。スーパーに行ったらたまたま大きな鯛が売っていて、買わないわけにはいかないと思ったみたい」と笑顔で明かした。