大相撲夏場所千秋楽(24日、東京・両国国技館)、幕内伯乃富士(22=伊勢ヶ浜)が幕内藤青雲(28=藤島)をはたき込んで、11勝4敗で場所を終えた。

 伯乃富士は場所前に、初場所で痛めた左足親指を手術。満身創痍の中で土俵に上がり、14日目に2敗で単独首位だった大関霧島(30=音羽山)を撃破。白熱した優勝争いを演出し、自身2度目の敢闘賞を受賞した。「手術明けで不安もあった。(11勝は)最高の形で、これ以上ないというのも変だけど、この状態でよくできた。無事に終わって良かった」と手応えを口にした。

 千秋楽の本割で小結若隆景(31=荒汐)と霧島がともに勝利したため、初の賜杯獲得のチャンスは回ってこなかった。「それは結果の話。仕方ないです。優勝への意識? それは常に思っています」と雪辱を誓った。