武雄競輪GⅢ「武雄市制20周年 開設76周年記念 大楠賞争奪戦」は20日、3日目を行った。浅井康太(41=三重)は準決11Rを俊敏な動きで切り抜け、1着で決勝進出を決めた。
準決11Rは任せた志田龍星が打鐘前に真杉匠にけん制され、後方に置かれる展開となった。「あのあたりはさすがですね」。真杉の競輪力の高さを評価しつつ、そこからは丁寧に進路を探り、内から突き抜けた。
当地では開設65、66周年記念で2回の優勝があり、好実績が多い。今シリーズも落ち着いた立ち回りで勝ち上がり「追加をもらえて良かったですね。西武園記念もですが、いい選手たちと走れて、いい感覚をつかめている。ダービーに向けても」とリズムに乗っている。
何より、競輪仙人だ。事故や病気など、アクシデントがあっても一つひとつ課題を見つけ、克服して状態を戻している。そして気持ちの面も「真杉君は練習に来てくれたことがあって、負けると悔しいってすごく言っていたんです。準決は真杉君を悔しがらせることができて良かった(笑い)」とまだまだ若い。
長く競輪界をけん引してきた立場として、またその中で競輪を楽しみ、極めんとする姿勢は競輪選手の鑑といえる。決勝は単騎での戦い。強敵相手に、どんな道を切り開くのか、気になって仕方ない。












