歌手の尾藤イサオ(82)が15日、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演。2019年に亡くなったミュージシャンの内田裕也さんとのエピソードを明かした。

 尾藤は歌手デビューから今年で62年目を迎える。1966年に東京・武道館で行われた「ザ・ビートルズ」の来日公演では、内田さんと前座を務めた。

 司会の黒柳徹子から「内田裕也さんとはジャズ喫茶で歌った仲なんですって?」と聞かれると「そうなんです。僕より何年か先輩なんですけど、ジャズ喫茶でいつも歌っていると裕也さんからいろいろな注意がありましてね…」と回想。尾藤のことを〝トウビ〟と呼んでいたという内田さんから「トウビ、お前よ、色んなモンやってたかもしれないけどよ、一応ロックンロールだぞ、オイ。ロックンロール、分かる?」「悪いけど、ゲーヒャク貸してくれないか?」と声を掛けられ「500円。『ゲーヒャク貸してくれねぇか』って。『カッコつけてんだから金貸せよ』って。裕也さんのかわいらしいのをよく思い出します」と振り返った。

 また、日本劇場で開催されていた音楽フェスティバル「日劇ウエスタンカーニバル」が行われていた時期には、内田さんが終演後に帝国ホテルのバーで「1杯500円ぐらいの水割り」を飲んでいる姿を見ていたという。

 尾藤は「そういう裕也さんの『トウビ、お前よ…』って言ってるのが、何かすごいカッコよく。覚えてましたね」と内田さんに思いをはせた。