【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。新年度となり、各地で入学式や入社式が行われましたね。新しい環境には不安がつきものですが、新たな出会いや経験を得る素晴らしい機会です。期待とわくわくを胸に新たな一歩を踏み出す人を僕も応援しています。
さて、そんな人たちの力となるべく、今週は一緒に見れば仲を深められること間違いなしのB級映画「俺たちのアナコンダ」(今月3日公開)を紹介します。
今作は、ジャック・ブラックとポール・ラッドという大人気コメディー俳優がタッグを組んだ大人の青春パニック・アドベンチャーです。名作映画「アナコンダ」にあこがれ続けた2人の中年が一念発起。リメークを制作するべくジャングルで映画撮影を行う中、本物の巨大ヘビに遭遇する――というストーリーです。
今作はジャック・ブラックの存在感が光っていました。とにかくうるさくていとおしい。中年だけど“厨二病的”なところがあって、ご機嫌な大人なんですよ。そんな彼が中年だけど夢を捨てられない主人公を見事に演じていました。少年っぽさと熱量の本気さ、暑苦しさとスマートさが両立する素晴らしい演技だと感じました。
この手の映画は動物パニックものと呼ばれます。「ジョーズ」のように人間が動物に襲われる単純な物語。しかし、人が襲ってくるサスペンスなどと違うのは、相手が動物なので理屈がない点。映画のロジックを壊す意外性が、怖いのに笑える、笑えるのに怖いという面白さを作り上げていました。
ドリフターズの「志村後ろ!」みたいな。「後ろにアナコンダいるよ! 早く気づいて!」とみんなで盛り上がれる、いわゆるポップコーンムービーだと感じました。このようなB級映画は大体低予算でお金がないんですよ。だからこそ、B級のうまみが出るとも言える。完璧な映画じゃないけど、誰かと見ると最高の映画になる。B級映画の奥行きと深さを感じていただきたいなと思いましたね。ぜひ劇場でご覧ください。












