フィギュアスケート女子で2018年平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(23=ロシア)が、久しぶりに競技形式の大会に出場して15位となった。この結果に関する採点を巡り、波紋が広がっている。

 ザギトワは最近、自身のSNSで「顔の毛細血管が破れたんです。どうすればいいのか?」などと顔面の毛細血管破裂を告白。直後の8日には主役&プロデュース&企画を務める肝いりのアイスショー「アソル」を開催したが、スタッフからずさんな運営を告発されるなど騒動が続いている。

 ザギトワは競技の第一線からは離れているが正式に引退はしておらず、4日に行われたショー要素を混合された国内大会「ロシア・チャレンジ」に出場。審判と観客による投票で15位だったが、華麗なスケーティングで観客を魅了した。

 ただ、終了後のザギトワによるコメントが物議を醸している。ロシアメディア「ソブスポーツ」は「オリンピックチャンピオンのザギトワは、ロシアチャレンジで15位に終わった後、自身のテレグラムチャンネルに新しいメッセージを投稿した」と報じた。

 ザギトワは自身のテレグラムチャンネルで「すべては過ぎ去り、水に流したと思っていた。だけど時折、過去はやはりその存在を思い出させる方法を見つけてくる。まあいいわ――私はただほほ笑んで、前へ進むだけよ」と意味深な投稿を行った。

 同メディアは、投稿の背景を分析。「ソーシャルメディア上では、ファンはこの発言を審査員の採点と結びつけて議論した。ザギトワは、ミハイル・コリヤダと、かつてのライバルであるエフゲニア・メドベージェワから、過去最低の9点という点数をつけられていたのだ」と指摘した。

 メドベージェワは、平昌五輪銀メダリストで優勝を争ったロシア代表の同僚。2人は以前に確執もウワサされており、ザギトワの〝復帰戦〟で審判を務めたメドベージェワがあえて低い点数をつけたと勘繰る意見が相次いでいるようだ。

 かつてのライバル関係が、再びクローズアップされている。