五輪王者ならではの苦労とは? フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」が3日、大阪・東和薬品ラクタブドームで開幕し、ミラノ・コルティナ五輪ペア金メダルの〝りくりゅう〟こと三浦璃来(24)、木原龍一(33=ともに木下グループ)が出演した。

 五輪後初めて氷上で舞った〝りくりゅう〟は、エキシビション用に改編したフリー曲「グラディエーター」に合わせ、3回転ツイストリフトや息の合ったステップ、デススパイラルなどで観衆を魅了。木原は「日本で『グラディエーター』をほとんど披露できていなかったので、みなさまの前で披露できる機会があってすごくうれしく思っている」と声を弾ませた。

 五輪の頂点に立った〝りくりゅう〟は現在も多忙な日々を過ごす。日本だけでなく、拠点のカナダに帰った際には、あいさつ回りで関係者に感謝の思いを伝えていた。さらに各方面からイベントなどのオファーが殺到。

 フィギュア関係者は「始球式も断るしかなかったと聞いている。金メダルを取って急に知り合いが増えたかのような感じで疲れているように見受けられる」と明かした。

これが世界一の技だ! 三浦を天空に放つ木原(カメラ=山口高明)
これが世界一の技だ! 三浦を天空に放つ木原(カメラ=山口高明)

 一方で、木原は「五輪が終わった後に実家に帰れたので、バッティングセンターに行って友達と動画を撮りながらフォームを研究していた」。適度に息抜きをしながら、五輪金メダリストとしての活動をこなしている。

 今後の去就について木原は「もう少し考えたい。まだ決まっていないというのが正直なところ」と語るにとどめたが、まずは「スターズ・オン・アイス」に全力を注ぐ構えだ。