13年ぶりの社民党党首選が23日に開票され、異例の再選挙となった。党首選の規則では有効投票数の過半数を得る候補者がいなかった場合は、上位2人で決選投票になる。福島瑞穂党首と大椿裕子前参院議員による延長戦に突入した。
4日に告示された党首選には、大椿氏、ラサール石井副党首、福島氏が立候補。23日に開票され、有権者数は5041人で、有効投票数は4140人。各候補の得票数はトップが福島氏で1876票、大椿氏が1297票で続き、ラサール氏が967票だった。
再選挙は23日に告示となり、この日に予定されていた新党首会見はなくなった。4月3日までが選挙期間。4、5日に投票で6日に新党首が選出される。
告示から約2週間も選挙期間があったわけだが、報道量が多かったとは言えない。社民党支持者は「社民党はオワコンという空気があるのかもしれません。特に若い世代からの支持が乏しい。若い世代は護憲や平和の主張に耳を傾けてくれません」と話した。
ラサール氏も同様の危機感を訴えており、出馬表明の動画で「社民党はずっとブレずに護憲・平和を訴えてきました」としつつも「しかし、伝え方をアップデートしていかなければいけない。もっと明るく朗らかに前向きに、皆さんに訴求する社民党にしていかないといけない」と、アピール方法に課題があると指摘していた。
一方、福島氏は「戦争を止めなければいけない。そんな中で私は護憲の先頭に立ちます」と出馬会見でも護憲と平和を力説。前出の社民党支持者は「社民党にとって護憲と平和は存在意義です。そこが若者に受けないというのが悩みのタネ。護憲と平和以外の新しい柱を再選挙で主張してほしい」と望んだ。
大椿氏は開票結果を受けてX(旧ツイッター)に動画をアップし「引き続き皆さんと社民党をより良くしていくための議論ができればいいなと思っております」と意気込みを語った。
崖っぷちから脱却できるか。












