〝完全決着〟だ。ボクシングWBA世界ミニマム級タイトルマッチ(15日、神奈川・横浜BUNTAI)、王者・松本流星(27=帝拳)が同級4位・高田勇仁(27=ライオンズ)を12ラウンド(R)判定3―0で下し、初防衛に成功した。

 両者は昨年9月に激突し、5Rの偶然のバッティングにより負傷判定で松本が王座戴冠。ダイレクトリマッチとなった一戦で、王者が序盤から試合を優位に進める。

 5Rに左ストレートで高田をぐらつかせると、7Rには高田の右目上から出血が見られた。終始対戦相手を圧倒し、審判3人ともフルマークで圧勝した。

 試合後にリング上で松本は「(高田は)気持ちが強いっすね。圧倒した内容を見せたいと思っていたけど、高田選手の頑張りもあってこういう(結果になった)。最後まで白熱した試合を見せられたと思う」と充実した表情を見せた。

 今後に向けて「本物のチャンピオンになりたいというのは、子供の頃から変わらない夢。日本は卒業できたと思うので、これから世界の強いやつと戦っていきたい」と拳を握った。