大相撲春場所4日目(11日、大阪府立体育会館)、大関安青錦(21=安治川)が幕内美ノ海(32=木瀬)に寄り倒されて痛恨の2敗目。綱取りに〝黄信号〟が点灯した。

 取組後の支度部屋では「また切り替えて明日、思い切り頑張りたいと思います。ありがとうございました」とだけ話し、珍しく自分から取材を打ち切った。これまでは負けた後でも淡々と対応していた大関だけに、ショックの大きさをうかがわせた。

 粂川審判長(元小結琴稲妻)は「美ノ海は相撲がうまい。(大関と)同じように頭を下げない。安青錦が引いて呼び込んでしまった」と相撲内容を分析。「(序盤で2敗は)もちろん痛い。綱取りを考えたら? それは厳しいでしょうね」との見方を示した。

 年6場所制となった1958年以降に誕生した横綱で、序盤の5日目までに2敗したのは朝汐だけ。安青錦が早くも正念場を迎えた。