落語家の立川志らくが11日「X」(旧ツイッター)を更新。侍ジャパンの井端弘和監督がWBCでの采配が評価され、恩師・落合博満氏とダブらせる声も出ていることに持論を展開した。

 井端監督は10日のチェコ戦で疲労などを考慮し、大谷翔平投手を欠場させた。しかし、大谷目当てに球場に来たファンを落胆させた。今後の試合を見据えた判断とも言えるが、この現実的な判断に恩師・落合氏のスタイル影響と考えるむきもあるようだ。

 これについて志らくは「WBC、チェコ戦で大谷を外した井端監督。多くの人が落合が井端の中に潜んでいるとか言っているが、落合は実は人情家で非情な采配の人では無いのです」と指摘。続けて伝説となった、2007年の中日対日本ハムの日本シリーズをあげた。

 中日の先発、山井大介投手は8回まで完全試合の好投。しかし、落合監督は9回に山井を降板させ「非情采配」などと大批判された。

 大の中日ファンである志らくは「あの完全試合の山井を9回で変えたからそう思われているのだろうが、あれは山井から降板を申し出たんだよ。もう限界だと。落合は投げさせるつもりだったが、山井が降板を言ってきたから内心ホッとしたと後に語っている。優勝がかかった試合の巨人戦でウッズがホームランを打ってほぼ優勝が決まった時、まだ相手の攻撃があるのに泣いちゃったんだよ、落合は」と自身が知っている裏話を披露。実際、山井は指の血豆から出血しており、続投は難しい状況だったことが明らかになっている。

 その上で「非情采配に見えるのは試合中無表情だったから。でも監督が感情をあらわにしたら試合が不利になるから基本、無表情にしていただけ」とも指摘。

 その後、落合は解任されたが「監督を解任になったのは落合野球は試合が面白くないからというのが理由のひとつ。ファンサービスもしないしと、非難されたが、でも落合は勝つことが最大のファンサービスだと言っていて、それが後に痛いほどわかる。ドラゴンズの暗黒時代に突入するからね」と、改めて落合氏の采配を評価した上で「確かにチェコ戦で大谷に出てもらいたいというファンの気持ちはわかるが、ドジャースから借りているんだから、怪我でもさせた日には大変だ。そうなったらなったで、なんで井端は大谷を休ませなかったんでしょ」と、どっちにしても批判的な声が出ていた…との見方をしている。

 その上で「私が1番言わんとしていることは落合は非情采配ではないってことです。大谷出場欠場は賛否あって当然だと思います」と結んでいる。