J1福岡は7日、ホーム名古屋戦(ベススタ)に臨み、1―5で敗れた。明治安田J1百年構想リーグWESTで痛恨の4連敗。開幕から5試合で12失点と守備の課題が浮き彫りとなった。
福岡は立ち上がりから名古屋の攻撃に押し込まれた。前半12分、セカンドボールの攻防から浮き球を背後に送られ、元福岡のFW山岸祐也に抜け出されて先制点を許す。さらに同25分には敵陣でボールを奪われた流れから、MF稲垣祥のミドルシュートがDFに当たってコースが変わり失点。前半40分にもスルーパスに抜け出したFW木村勇大に決められ、前半だけで3失点を喫した。序盤から守備の対応が後手に回り、主導権を握られる苦しい展開となった。
後半も流れは変えられない。立ち上がりにはFW佐藤颯之介が背後へ抜け出してチャンスをつくったが決め切れず、逆に同15分には左サイドを崩され、ペナルティーエリア内でフリーとなった山岸にこの日2点目を許して4失点目。さらに同38分にはDF辻岡佑真がこの日2枚目のイエローカードを受けて退場となり、福岡は数的不利の状況に追い込まれた。
それでもホームの福岡は終盤に意地を見せる。後半44分、セットプレーの流れからDF岡哲平が押し込んで1点を返した。しかし反撃はそこまで。試合終了間際の後半アディショナルタイムには名古屋のFW森壮一朗に追加点を許し、突き放された。
守備の乱れが目立った一戦に、塚原真也監督は試合後「前半で自分たちからゲームを壊してしまった。後ろ向きのプレーからのミスで相手に得点機を渡してしまい、非常に情けないゲームをしてしまった」と肩を落とした。さらに守備面については「いい形ではめても奪い切れず、セカンドボールも相手に渡ってしまった。特に前半は運動量や球際の部分で低かった」と分析。「たくさんのサポーターが来てくれている中で、崩れた状況を多く作ってしまった」と悔しさをにじませた。
福岡は開幕戦で岡山をPK戦の末に下したものの、その後は黒星が続き、この日で4連敗。WEST最下位からの立て直しへ、守備の再構築が急務となっている。











