議席ゼロは免れたが…。衆院選が8日投開票され、れいわ新選組は公示前の8議席から1議席の惨敗。山本太郎代表の戦線離脱に続く衝撃で、党存続すら危ぶまれる事態に直面した。
山本氏は多発性骨髄腫の一歩手前と診断され、療養のために衆院選公示直前に参院議員を辞職し、無期限活動休止を宣言した。衆院選は大石晃子、櫛渕万里両共同代表、高井崇志幹事長のトロイカ体制で臨んだが、れいわの一丁目一番地である消費税廃止は各党横並びとなり埋没。情勢調査ではれいわの議席ゼロや自民圧勝の予測が出たことで、5日には「選挙でマイクは握らない」と街頭に立たないとしていた山本氏が緊急登板。最後の3日間は全国行脚し、テコ入れに奔走したが、時すでに遅く、挽回はできなかった。
トップ3人は落選し、当選したのは比例南関東ブロックの山本譲司氏のみ。2019年に国政政党になってから選挙ごとに議員数を増やしてきたが、参院議員5人だけの小所帯に戻ってしまった。
党首討論で高市早苗首相にかみつき、一定の存在感を見せた大石氏が「山本太郎100、大石0ぐらいだったのが、100対5か10ぐらいになったかもしれないが、開きはある。マスにアプローチするには全然足りていない」と悔やめば、櫛渕氏も「訴求力がどれほど強いか」と改めて山本氏の存在感の大きさを痛感した。
「私たちは国民政党だと思っている」と大石氏はリベンジを誓ったが、現状では山本氏の早期復帰を祈るしかなさそうだ。













