第51回衆院選は8日、即日開票された結果、自民党(高市早苗首相)が公示前の198議席から大きく増やし、単独で過半数を確保することが確実な情勢となった。

 共同通信が全国で実施した出口調査によると、自民党は公示前の198議席から定数465議席の過半数(233議席)の確保が確実。これで高市政権の継続が決まり、連立を組む日本維新の会と合わせると与党で国会運営を主導できる全体安定多数(261議席)を獲得の情勢となった。

 選挙前に立憲民主党と公明党が結成した中道改革連合は振るわず、公示前の167議席から大きく減らす見通し。チームみらいは衆議院で初めての議席を獲得となった。

 高市首相は選挙戦中盤に向けて幹部会で決まった最重点区をまわり候補者の応援に力を入れた。

 選挙戦最終日(7日)は都内の激戦区4か所で支持を訴え、どこの演説会場でも数千人以上の聴衆を集めて手応えをつかんでいた。

 自民党議員は「選挙序盤から優勢が伝えられていたが、本音は半信半疑だった。高市総裁は今回の選挙を自ら決め、勝負に出て一部議員から反発もあった。ただ、高市選挙のすごさは当選経験がない候補者は選挙に集中させたこと。マスコミ取材は失言などを恐れて基本NGの徹底ぶりだった。選挙に集中できたことで統一教会問題や裏金問題も選挙戦の争点から薄れたのではないのか」と語った。