ボクシング3大世界戦(17日、両国国技館)の前日計量が16日、都内で行われ、出場6選手はすべて1回目でパスした。WBA世界バンタム級王座統一戦(上限体重53・5キロ)は正規王者・堤聖也(29=角海老宝石)と暫定王者ノニト・ドネアともに53・4キロだった。堤は自身が有利の予想にもドネアの強打を警戒し、「疲れる12ラウンドにはなるなという感じ」と覚悟した。
計量後の写真撮影では、横並びになった元5階級制覇王者ドネアの体をジロジロ見つめて観察し、それに気づいたドネアに笑顔で軽く肩をたたかれた堤。その印象を「思ったより大きいのかな。あと手の長さ。握手した時もやっぱりちょっとごつい感じの雰囲気はあった。あと、顔ちっちゃいな」と表現した。
手の長さに関しては「数字上のリーチは確か10センチぐらい僕と違う。長いから、そこはすごくめんどくさい」と警戒。自身の状態は「バッチリです。すごく落ち着いているし、集中しているんで、明日の試合のこともまだそんなに考えていない」と絶好調をアピールした。
海外大手ブックメーカーのオッズは堤勝利が1・33倍、ドネア勝利が3・25倍と優位に立っている。だが、序盤にドネアの左フックなどの強打をしのげば勝機などの声があることにも、「いろんな声聞くけど、序盤から中盤、後半に行ってもその一発はずっとあるわけだから、疲れる12ラウンドにはなるなという感じ」と警戒心を緩めることはなかった。
最後は「淡々と自分のやるべき仕事をリングの中でこなしていく」と付け加えた。周りの声に惑わされず、自分のボクシングを貫く。












