米ハードロックバンド、KISSの創設メンバーでギタリストのエース・フレーリーさん(享年74)の死について、バンドのフロントマン、ジーン・シモンズ(76)は「誤った判断」によるものだと主張した。米紙ワシントン・ポストが先日、報じた。
シモンズはエースさんがニュージャージー州モリスタウンの自宅スタジオの階段から転落し、脳出血で数日後の10月16日に74歳で亡くなった原因は、薬物乱用によるものだと非難した。
「彼は、私を含め、彼のことを気にかけている人たちからのライフスタイルを変えるよう勧めるアドバイスを拒否しました。何度も間違った決断を繰り返しました。階段から落ちたくらいで死ぬわけではありません。私は医者ではありませんが。他にも問題があったのかもしれません。本当に心が痛みます」とシモンズは語った。
シモンズは、生き残ったバンドメンバーとともにケネディ・センター名誉賞を受け取るため、また大手ラジオ局に演奏者への著作権使用料の支払いを義務付ける法案を推進するため上院で証言するためにワシントンにいる。シモンズは、10月22日に行われたフレーリー氏の私的な葬儀に参列したと語った。
「心が張り裂けそうです。創設メンバーのドラマー、ピーター・クリス、ポール(・スタンレー)、そして私自身が葬儀に参列し、棺を開けました」と盟友の死を悼んだ。
モリス郡検視官の報告書によると、死因は転倒による頭部の鈍的外傷とされている。エースさんの血液については別途毒物検査報告書が出される予定だという
「最も悲しいことは、残念ながら自分がまいた種を刈り取るということです」と、バンドの共同リードシンガー兼ベーシストを務めるシモンズは率直な意見を述べている。
エースさんは薬物乱用問題と方向性の相違により1982年にグループを脱退してソロ活動に転じていた。83年にブロンクス・リバー・パークウェイで運転中にカーチェイスに巻き込まれた後、飲酒運転、無謀運転、そして現場から逃走した罪で起訴された。この際には2週間の病院でのデトックスとAAミーティングへの参加を命じられている。エースさんは96年の再結成ツアーで再加入し、2002年までバンドに在籍した。












