ボクシングの元OPBF東洋太平洋バンタム級王者でトレーナーの椎野大輝氏が自身のYouTube「GACHIBOX CHANNEL」で〝最強対決〟について言及した。

 WBC&WBO世界スーパーフライ級王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)は11月22日にWBA王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)にKO勝利し、3団体のベルトを統一。この一戦について、椎野氏は「バム、どうしようもないぐらい強かったです。そんな一方的になる?というぐらい一方的。そんなに差があるかと。マルティネス選手もいい選手だと思っていたんですけど、バムとの試合を見たら強く見えなかった。バムが強すぎた」と印象を語る。

 さらに「(バム)自由自在。なんでもできる。プレッシャーをかけてるんだけど、ディフェンスがむちゃくちゃいい。井岡(一翔)選手がマルティネスのフックを受けた時に、ちょっと崩されたりしてたんですけど。バムは全くブレない。むしろ打ってるマルティネスの方が崩れていく感じ。ディフェンス力がむちゃくちゃ高いけど機動力もあって、パンチの的中率も高い。意味が分からないぐらい強かった」と称賛。「フェザー級ぐらいのパンチがあるらしい」とも指摘した。

 ロドリゲスは4団体統一を目指す一方で、その後はバンタム級転向の意向を示している。椎野氏は「全然通用すると思います。通用するどころか、今のバンタムに行ってもトップクラスだと思います。たぶん、バンタム級の今の日本人王者たちは『バム、上がってくるんじゃねえ』と思っていると思います。めっちゃ脅威だと思う」と階級変更にも太鼓判を押した。

 そのロドリゲスは、米リング誌によるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に次ぐ4位にランクアップ。将来的には井上との対戦も希望している。

 この〝夢対決〟について、椎野氏は「井上尚弥選手は足の機動力で負けないと思う。パンチ力でも負けない。だからバムからしても攻めにくい。井上選手のカウンターがむちゃくちゃ速い。アフマダリエフみたいに、入るのに迷うのでは。バムはアフマダリエフよりあるけど、小さいから。井上選手とバムがやったら、僕は井上選手が勝つと思います」とズバリ予測した。