NHK大阪放送局は27日、2026年春放送の連続ドラマ「ラジオスター」の出演者のコメントを発表した。

 同ドラマは、主人公・柊カナデ(福地桃子)が恋人の故郷である石川・能登を旅行中に地震に遭い、避難所で松本功介(甲本雅裕)と知り合って物語が展開する。

 24日に石川・輪島市で収録を行った福地は「私は今回の撮影で、初めて能登を訪れることができました」と切り出すと「演じるカナデも生まれも育ちも別の場所で、いろいろなご縁があって能登にやって来ます。この町の人ではない彼女だからこそ、ドラマを見る人の心に届けられるものがあると信じています」とアピールした。

 甲本は、米農家で米粉を使ったパン屋を営んでいたものの、地震と豪雨で田んぼと店を失い、妻と息子とは離れて暮らすという役どころ。

 甲本は「能登は十数年前に、ある映画の撮影でも訪れました。すごくいい町という記憶がありましたが、今回の撮影であらためて来てみると、どこに何があったのかわからなくなっていました。災害が起きるというのはこういうことかと身にしみて感じたからこそ、僕らはうつむいている場合ではなく、このドラマを明るくて楽しい作品にしないといけないなと思っています」と意気込んだ。

 地元を愛する主婦・小野さくらを演じる常盤貴子は「1か月ぶりに能登を訪れて、いまの能登は(被災した建物の)解体が終わって時間がたち、『さて、ここからどうしよう』という局面に立たされているんだなと感じました。今だからこそ、みんなで盛り上げていきたいので、そんなときに能登に撮影チームがいて、町がにぎやかになっているということが私にとっては何よりもうれしいです。ここからまた、共に歩んでいけたらと思います」と能登へエールを送った。