岡山の人は、概して外向的といわれます。人当たりが良くて積極性があるのは、「晴れの国・岡山」の気候のせいでしょうか。

 また、周囲の状況をうまく判断して、臨機応変に対応します。頭の切り替えが早く、自分の置かれているポジションを正確に理解する力が備わっているのです。

 ただし、そうした対応のうまさが、逆にうさんくさく思われてしまう場合もあるようです。利発さイコール抜け目のなさと見られがちなのは、温暖で海に接した地方の人に共通する特徴でもあるようです。

 また、負けん気が強く、いざ勝負となれば、どうしても勝たなければ気が済まない性格です。したがって、そんなモードに入ってしまうと周囲のことが見えなくなり、独り善がりな「お山の大将」的な立場に追い込まれるケースもあります。

 岡山は教育にも熱心な地方で、臨済宗の栄西、浄土宗の法然という開祖を生んでいて、天台宗や真言宗という難解な仏教の信者が多いのも特徴です。

 そんな岡山県人は、ウジウジしているのは嫌いですから、こちらが決断にためらっている間に、もう次のことを始めていたりします。

 また、機を見るに敏という面があります。必要な情報はもちろん、世の中の動向や流行にもアンテナを張って、意欲的に身につける努力を惜しみません。うかうかしていると、一人でどんどん先へ行ってしまいます。

 あか抜けたセンスの持ち主でもあるので、プライベートで付き合う異性としては、ライバルが多いのを覚悟しておいたほうがいいでしょう。

 ◆平川陽一 早稲田大学卒。主に歴史ミステリーの分野で活躍。著書に「世界遺産・封印されたミステリー」「戦争で読む日本の歴史地図」「日本列島 名城の謎」などがある。