北中米W杯アジア予選プレーオフ第2戦(11日=日本時間12日)、B組のインドネシアはイラクに0―1で敗れて、2連敗。悲願の本大会出場が消滅した。

 第1戦でサウジアラビアに2―3で敗戦し、後のないインドネシアは序盤から果敢に攻め込むも後半31分、イラクFWジダン・イクバルにゴールを許し、そのまま敗戦となった。元オランダ代表FWのパトリック・クライファート監督は試合後のベンチで、イスを激しくたたくなど悔しさをあらわにした。

 近年のインドネシアは同国にルーツを持ち、主にオランダなど欧州でプレーする選手を大量に帰化させる戦略で、チーム力を大幅にアップさせた。同国内では賛否両論が出る中、アジア最終予選にも進出。強豪サウジアラビアに勝利し、W杯常連国のオーストラリアとも引き分けるなど、快進撃を見せた。しかし、進出したプレーオフで力尽きた。

 同国メディア「LIPUTAN6」は「インドネシア代表は苦い現実を受け入れた」と報道。同「BolaSport」は「インドネシアはまったく反撃できなかった。勝ち点ゼロの最下位で帰国する」とし「W杯からの撤退が決まると、ネット上ではすぐに『クライファート退団』というハッシュタグがトレンドになった」と伝えていた。

 また勝利したイラクはW杯出場権をかけて14日(同15日)にサウジアラビアと対戦する。