F1レッドブルの角田裕毅(25)に対して、マクラーレンのランド・ノリスが痛烈な皮肉を浴びせたとして話題になっている。

 今季はマクラーレンが圧倒的な速さを見せて製造者部門のタイトルは確実。ドライバーズタイトルもノリスとオスカー・ピアストリの一騎打ちとなっていたが、ここにきてレッドブルのマシンが改良されたことからマックス・フェルスタッペンが急追してきており、予断を許さない状況となっている。

 そうした中で、渦中のノリスはライバルチームのレッドブルの状況についてシンガポール・グランプリ(GP)の週末に語った内容が物議を醸している。

 英モータースポーツ専門メディア「F1オーバーステア」は「ランド・ノリスは、角田裕毅がレッドブルでのマックス・フェルスタッペンのタイトル獲得に、どれほど悪影響を与えているかを説明した」と題して報道。両チームの大きく異なる点として、第2ドライバーの角田が低迷している点を強調した。

「世界チャンピオン(フェルスタッペン)は、角田裕毅に対して、チームの272ポイントのうち255ポイントを獲得しており、これは驚異的な93・8%の得点率である。両者がランキング入りした33回の公式戦で、角田裕毅が勝ったのはたった一度だけである」と角田が足を引っ張っている状況を厳しく評した。「対照的に、マクラーレンの2人のドライバーはほぼ互角だ」とその違いをクローズアップする。

 そしてノリスは、英スポーツ専門放送局「スカイ」でこう語った。「マックスはチームのために良い仕事をしてきた。レッドブルで多くのポイントを獲得した。ただ、私やオスカーのように、彼と一緒に〝仕事〟をして、もう少し彼をプッシュしてくれるチームメイトがいないだけだ」とキッパリ。角田が仕事をできていないと痛烈に皮肉ったのだ。

 2人が切磋琢磨しているマクラーレンとは対照的に、ほぼ一人で戦っている実情のレッドブル。ノリスはこうした状況をズバリ指摘してみせたようだ。