世界的俳優ジョニー・デップ(62)の愛犬が散歩中に逃げ出し、羊2頭をかみ殺してしまった。複数の英国メディアが20日、大きく報じた。

 デップは元妻アンバー・ハードとの泥沼離婚劇で〝DV夫〟のレッテルを貼られ、映画「ファンタスティック・ビースト」を降板してからは事実上、ハリウッドから干されたような状態だった。22年にアンバーとの名誉毀損裁判で勝訴し、来年ペネロペ・クルスとの4度目の共演となる映画でハリウッド復帰を果たす予定だ。

 現在、デップは英国イースト・サセックスの田園地帯に月額1万2000ポンド(約240万円)の大邸宅を借りて、欧州を仕事の拠点にしている。邸宅は19世紀半ばに建てられたもので、広い庭園があり、亡き友人のジェフ・ベックさんの旧宅の近くにある。

 そのデップは最近、保護センターから保護犬のブルマスティフ犬を引き取り、バーボンと名付けて飼い始めた。デップのスタッフがバーボンを散歩中、リードから逃げ出して近くの牧場を襲い、羊2頭をかみ殺したとされている。羊の価値は1頭あたり約180ポンド(約3万6000円)と見積もられている。

 英紙サンによると、デップに近い関係者は「ジョニーはこの出来事を聞かされて、本当に動揺していた。彼は普段から人付き合いを控え、静けさを気に入ってこの地域を愛しています。地域の人々は、彼が自分の生活を送れるようにそっとしておいてくれています。彼は、自分の家の裏庭でこんなことが起こるなんて望んでいませんでした」と明かしている。

 一方、被害に遭った酪農家ジョー・ジンジャーさんは「打ちのめされてるし、怒っている。私は仕事と羊に真剣に取り組んでいる。これは私の生業であり、深刻な問題だ」と話した。

 地元関係者によると、田舎では犬をリードから放す飼い主が多く、家畜への襲撃は珍しくないという。地元関係者は「ジョニーは事件時、家にはおらず、スタッフが犬を散歩させていた。犬が逃げ出し羊を襲った。2頭が殺され、とても悲惨な出来事だった。この地域でしつけられていない犬が家畜を襲うのは、よくあることです」と証言する。

 デップはドッグトレーナーを雇い、再発防止の措置を講じたという。