米俳優ジョニー・デップ(59)に名誉毀損裁判で敗訴し、巨額の損害賠償の支払いを命じられた元妻アンバー・ハード(36)が、陪審員の選定を巡り不備があったとして裁判のやり直しを求めた再審請求を裁判所が棄却したことが14日までに分かった。
米芸能サイト「TMZ」によると、裁判が行われた米バージニア州フェアファックスの裁判所に陪審員として招集された77歳男性に代わり、52歳の息子が出廷し、陪審を務めていたことが判明。これを裁判手続きの不備だとして、ハード側は裁判のやり直しを求めていた。
だが、裁判所は評決に至る過程で不正はなかったと断定。ハード側は陪審員について十分承知しており、もっと早い段階で申し立てをすることができたとし、「負け惜しみに過ぎない」として棄却した。
ハード側はまた、支払いを命じられた損害賠償金1035万ドル(約14億円)は高すぎるとして不服を申し立てていた。だが、裁判の中で原告側は、ハードが米紙ワシントン・ポストにデップをおとしめる〝DV(家庭内暴力)体験〟を寄稿したことにより、デップは映画の出演機会を奪われ、その損失額は5000万ドル(約69億円)に上ると主張。
問題の寄稿がデップへの名誉毀損にあたるとした陪審の評決に基づき下した裁判所による賠償金は、原告の損害算出額を考慮したもので、ハード側の不服申し立ても棄却されたのは「驚きではない」とTMZは伝えた。
同サイトはハード側が判決を不服として控訴できるが、「勝訴する可能性は極めて低い」としている。












