歌舞伎役者の市川團子が2日、京都芸術劇場春秋座(京都芸術大学内)で行われた「第二回市川團子 新翔春秋会」(11月1~3日)の記者会見に出席した。
同公演は、團子の研さんの場として2024年に設けられたもの。今回、素踊り「種蒔三番叟 清元連中」、「藤娘 長唄囃子連中」、「流星 清元連中」を披露する。
團子は「主に舞踊を中心として自分の役幅や経験値を少しでも伸ばせるように、みなさまの前で挑戦させていただくということで始めたさせていただいた」とし、自身のスキルについて「自分には歌舞伎の基礎である踊りが足りないなと常々思っておりまして、春秋会の演目を選ばせていただいております」と説明した。
前回公演で「春興鏡獅子」に小姓弥生と獅子の精に初役で挑戦し、好評を博したが「鏡獅子は甘かった」と反省を口にした。
演目「藤娘」で藤の精を披露する。
「藤娘というのは女形の登竜門と呼ばれる作品のうちの一つ。若い自分には女形を勉強するのはとても大切なことになっております。女形、立役(主人公の男性役)どちらもできる役者が祖父の代から続いておりますので、自分もそうなりたいと思いまして、藤娘を勉強させていただきます」と語った。
話題の映画「国宝」について「見ました」と明かし、自身は評価できる立場ではないと謙そんした。
それでも同映画を主演した吉沢亮と横浜流星について「1年半(の稽古期間)で歌舞伎に挑まれる覚悟はすごい。自分がまっさらな状態からしたら、できるかなと。しかも子どもの頃からではなく、大人になってからというのは、自分では分からない感覚ですが、すごいなと思います」と感嘆していた。












