自民党は19日に党本部で総裁選選挙管理委員会(逢沢一郎委員長)の初会合を開いた。

 参院選の大敗を受けて自民党は今月8日に両院議員総会を開催。出席者たちからは、石破茂首相(総裁)の続投を支持する声が上がる一方で、臨時の総裁選挙を前倒しで求める声が相次いだ。

 自民党70年史のなかで臨時の総裁選が行われたケースは過去にない。臨時の総裁選を開く場合、党則上、党所属国会議員295人と都道府県連の代表者47人の過半数172人の要求が必要とされる。

 永田町関係者によると会合の終了後、逢沢委員長は報道陣の取材に対して党所属国会議員の意思確認は書面で行う方向で検討することを明かしたという。

「森山裕幹事長はこの日の会見で臨時総裁選に関して『時期や方法を含めて選管委において検討される』と述べるにとどめました。早ければ来週中にも再度会合を開かれる予定ですが、党内の所属議員たちは石破総裁の続投の声が上がっている中で、前倒しで臨時の総裁選を実施すべきか否か迷っていますね」(永田町関係者)

 一方、立憲民主党の小川淳也幹事長は国会内で開いた会見で「石破政権の持続可能性に大きな疑問符がついた状態を永らえさせることには、国民生活にとって大変大きな支障があります。総裁選挙を実施するのかしないのか、一刻も早い対処を期待したい」と早期決着を迫った。