F1レッドブルの角田裕毅(25)が、米メディア選定の全ドライバー前半戦評価でブービーの19位という〝酷評〟を受けた。

 角田は4月の日本グランプリ(GP)からレッドブルに緊急昇格したが、期待を裏切り深刻な低迷が続いている。

 復調できないまま夏休みを迎えたが、このタイミングで米メディア「ファンサイデッド」が前半戦を総括。角田は19位に沈んだ。

「F1シーズン中盤パワーランキング、第19位…角田裕毅のレッドブルでの悲惨なシーズンは想像以上にひどい」と題して、同メディアは角田の低迷ぶりを強調。「レッドブルは、角田裕毅のパフォーマンスが前任者と同じくらいひどいことを忘れてほしいと思っている。わずか2週間でリアム・ローソンのレッドブルのシートを引き継いだとき、急激な降格は多少不公平だったにもかかわらず、誰もが『彼がこれ以上悪い結果を出すはずがない』と思った。しかし4か月がたった今、状況はさらに悪化しているかもしれない」とバッサリ斬り捨てた。

 そして、角田に関する各種データを紹介。「(ポイント)順位…18位、ポイント…10、最高順位…9位、最高予選順位…5位(レーシングブルズ在籍時、レッドブルでは最高7位)、直接対決のレース順位(対フェルスタッペン)1―11、直接対決ポイント…10―187」

 その上で「ええと…ポジティブなことはあまりない。しかし彼の苦戦について言えば、角田の能力のせいだと言うのは不可能だ。マシンが主な問題であることは誰もが知っている。レッドブルの2番手シートは、誰もうまく乗りこなせない厄介な存在だった。セルジオ・ペレスは堅実な走りを見せたものの、フェルスタッペンに迫ることはできなかった」とマシンの状況を踏まえて同情的な見解も伝えている。

 ただ「角田の弱点」として「ほとんどすべてがうまくいかなかった。彼は18位以下に5回も順位を落としている。過去4か月間でQ3に進出したのはたった1回だけだ」と厳しく評価。さらに「角田にとって最も厳しいのは、レーシングブルズの両ドライバーにも完全に追い抜かれていることだ。ローソンはポイントを倍増させ、アイザック・ハジャールも6月1日以来ポイントを獲得していないにもかかわらず、ポイントを倍増させた」とレーシングブルズ勢よりも評価を落としている実情を指摘した。

 そして「数字はかんばしくない。彼の今後の展開は、チームがどれだけ彼に対して忍耐強く、今シーズンを無駄にするかにかかっている。そうでなければ、2026年にはハジャールの番が来るかもしれない」とこのままでは契約延長は絶望的との見解を示した。

 夏休み明けから角田の逆襲を期待したいところだが…。