ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦をキャンセルしたサム・グッドマン(オーストラリア)の陣営が〝一打大逆転〟を狙っている。
グッドマンは昨年12月と今年1月、負傷により2度にわたって井上との試合をキャンセル。復帰戦を経て、今月16日にサウジアラビアでWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国)に挑戦する。
米メディア「Yardbarker」はグッドマンをプロモートするジョージ・ローズ氏の記事を掲載。記事の中でローズ氏は「サムがこれまで経験してきたことを忘れてはいけない。1か月で2度もイノウエ戦に失敗すれば、ほとんどの選手が精神的、経済的、感情的に打ちのめされるだろう。しかしサムは違う。彼は決して努力を止めなかった。決して信念を捨てなかった。だからこそ、彼は誰よりもこの栄誉に値する」とグッドマンの不屈の精神をたたえた。
ただ、今回はグッドマンが主戦場にするスーパーバンタム級から1階級上のフェザー級王者が相手。戦前の下馬評は圧倒的に低い。それでも、ローズ氏は「彼には不利な状況だが、それはまさに彼が望む状況だ。彼はこのような状況で活躍する。そして、彼が世界タイトルを獲得すれば、世界は私たちがすでに知っていることを理解するだろう。サム・グッドマンは本物であり、オーストラリアの次の世界チャンピオンだ」と強気の姿勢を示した。
さらに「この試合はサムにとって全てを意味する。一部の選手は海外で高額な報酬を求めて戦う。サムはタイトルベルトを求めて戦っている。そして(狙うベルトは)この一つだけではない」ときっぱり。果たして、番狂わせを起こすことはできるのか。












