ボクシングのWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国)が挑戦者サム・グッドマン(オーストラリア)との防衛戦を控えるなか、海外では〝安全運転〟を続ける王者の姿勢が批判されている。
かねて世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦を熱望するボールは、16日にサウジアラビアでグッドマンと3度目の防衛戦を行う。過去の防衛戦では昨年10月にロニー・リオス(米国)、今年3月にTJ・ドヘニー(アイルランド)を、いずれもTKOで下している。
米専門メディア「BOXINGNEWS24」は「ニック・ボールがサム・グッドマン指名で批判される…ファンはWBA王者がフェザー級の脅威を回避したと非難」と題する記事を掲載。「ボールはフェザー級タイトル防衛戦の次の挑戦者として(主戦場が)スーパーバンタム級のサム・グッドマンを選んだことで、ファンから激しく非難されている」「ボールは2024年6月にレイモンド・フォードに勝利してベルトを獲得して以来、一部のファンから最悪のタイプの王者と見なされている」と酷評した。
その上で、戦うべき相手としてIBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米国)、WBC同級暫定王者ブルース・キャリントン(米国)らの名前を挙げた。
さらに同記事では「ファンの中には、ボールが1、2年後にフェザー級に階級を上げる日本のスター、井上尚弥と対戦するまで、WBAフェザー級のベルトを長く保持するために、意図的にスーパーバンタム級から選ばれた弱い相手と戦っていると信じている者もいる」とバッサリ。
続けて「38歳のTJ・ドヘニー、パンチ力の弱いグッドマン、34歳のリオスといった実力のないボクサーと戦うことで、高額賞金が見込める井上が階級を上げるまで、ボールはWBAのタイトルを保持できることになる」と皮肉を込めた。











