新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」5日大阪大会のBブロック公式戦で、IWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.(38)が鷹木信悟(42)から5勝目を挙げた。

 過去に数々の激闘を繰り広げ、互いに手の内を知り尽くす両者の公式戦は、ハイレベルかつ一進一退の攻防が続いた。鷹木式ザックドライバーからバーニングドラゴンを浴びたザックだったが、王者の意地で3カウントは許さない。

 ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを切り抜けると、スリーパーホールドで反撃に転じる。さらには飛び付き式スイングDDTからセイバードライバーを発射。これをカウント2で返した鷹木を膝十字固めで捕獲する。

 足4の字式ザックドライバーと逃れられたザックは、パンピングボンバーを浴びて再び劣勢に。激しい打撃戦からスライディングエルボー、龍魂ラリアートと畳みかけられると、ついにラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決められてしまった。ところが万事休すと思われたその瞬間に鷹木のカバーを切り返すと、そのまま押さえ込んで大逆転の3カウントを奪取。大ダメージを負いながらも勝ち点2を獲得した。

 これでBブロックはザック、KONOSUKE TAKESHITA、成田蓮の3人が勝ち点10の首位タイとなった。2敗を死守したザックは「おおきに!」とひと言だけマイクアピールして退場。バックステージでは「アイツは最強の日本人レスラーの1人だと思う。でも、今俺はキャリアの中で絶好調なんだ」と鷹木をたたえつつ「俺はブロックのトップに立つ。そしてG1で優勝する。連覇を成し遂げて、世界ヘビー級王者として東京ドームに行くんだ。さぁ、やれるもんならやってみろ!」と高らかに宣言していた。