立ち技打撃格闘技イベント「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)で、RISEフライ級王者の那須川龍心(19)がスーパーフライ級転向に手応えをつかんだ。

 スーパーフライ級初戦となったこの日、龍心は同級1位の政所仁(26)と対戦。1ラウンド(R)に左フックでダウンを奪うと、そのままペースをつかんで判定3―0で完勝した。

 試合後、龍心は「自分のキャリアの中でも一番キツい戦いで一番きつい相手で…。この一戦で2戦分の経験を得られたと思います。政所選手、ありがとうございました」と対戦相手に感謝の弁だ。さらに「過去イチきつい試合というか。気持ち同士のぶつかり合いをしたのが初めてだったので楽しかったです」と充実の表情。試合を「もともと1R目からダウンを取れると思っていなかったので、2R目にこのままいっていいのかなっていう迷いが出てしまった」と振り返った。

 フライ級よりも1・5キロ重いスーパーフライ級で戦ったことに「ぶつかり合いとかは負けている感じはしなかったんですけど、階級の差は感じました。2Rは特に疲れました」と吐露。この反省を踏まえて「直す点も見つかりましたし、53キロの〝整え方〟をもっと見直していかないとなと思いました。(減量での体重の)落とし方とか学ばないといけないなという気付きがあったので、その部分をもっとやっていきたいです。上がった1・5キロをどう生かすかをやってかないといけない」と前を見据えた。

 今後は、保持するフライ級のベルトを返上してスーパーフライ級王座を持つ花岡竜への挑戦を目指すとして「狩るって決めているので。なめんなよっていうのはあります」。新たなステージでさらなる進化を遂げる。