NHKは30日、カムチャッカ半島沖で発生した大規模な地震により日本列島沿岸部に津波が到達しているため、正午すぎに放送している連続テレビ小説2番組の再放送を取りやめた。この時間帯も引き続き津波関連のニュースを伝えた。
休止されたのは午後0時30分からの「とと姉ちゃん」と同45分からの「あんぱん」。日本列島では北海道から紀伊半島まで太平洋岸に津波警報が出ており、他の地域にも津波注意報が発せられている。NHKではドラマ再放送をやめ、東日本大震災で甚大な津波被害を受けた岩手県釜石市などから記者が現場リポートを行った。
NHKでは過去の朝ドラのアンコール放送を昨春、それまでの夕刻などから昼に移した。現在は2016年度前期の高畑充希主演の「とと姉ちゃん」が放送中で、30日は第61回「常子、失業する」の予定だった。25年度上半期の最新作である今田美桜主演「あんぱん」は、午前に放送された第88回の再放送が予定されていた。
放送休止にX(旧ツイッター)では「今はそれどころじゃない。被害がないことを祈る」「津波情報の方が遥かに大事だもんね」と事態を心配する声が寄せられた。
「あんぱん」再放送は14日に世帯6・0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録するなど、夜の民放ドラマ並みの視聴率が出ている。「とと姉ちゃん」も1日に同5・0%を記録しており、リアルタイム視聴者が少なくない。
地震は30日午前に発生し、規模はマグニチュード(M)8・8と米地質調査所(USGS)が公表している。












