〝童顔対決〟を制して世界の評価を高める。ボクシング3大世界戦(30日、横浜BUNTAI)の会見が28日、横浜市内で開かれた。WBC世界フライ級2位リカルド・サンドバル(26=米国)の挑戦を受けるWBC・IBF世界統一フライ級王者・寺地拳四朗(33=BMB)は、好内容での防衛で現在9位のパウンド・フォー・パウンド(権威ある専門誌「ザ・リング」が定める全階級を通じたランキング、PFP)のランクを上げることに意欲を示した。
美白の童顔で知られる〝アメージングボーイ〟拳四朗が迎え撃つのは、スペイン語で子供や神の子などの意味である〝エル・ニーニョ〟の異名を持つサンドバル。自身と負けず劣らずの端正な童顔の持ち主と初対面した印象を「すごく好青年というイメージ」と語った。
所属ジムの会長である父の永氏が「通過点。いい形で終えて次のステップに上がっていきたい」と位置づける一戦。拳四朗は今後について「僕も全く分からない。スーパーフライ級に上げるのも目標ではあります」と多くは語らなかったが、「パウンド・フォー・パウンドのランキングも上げたいというのもあって、いい勝ち方ができるようにしたい。フィニッシュはKO。後半KOできたらいい」と快勝に色気を見せた。
また前日には、拳四朗の相手の有力候補だったWBC世界同級暫定王者フランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)が禁止薬物の陽性反応を示したことで、同王座を奪取した6月のガラル・ヤファイ戦(英国)が無効試合となり、WBCが再戦を指令したことが発表された。
だが、拳四朗はこれについて「気にならないわけではないですけど、どうなるのかな、というぐらい」と、あまり関心を示さなかった。











