2012年ロンドン五輪レスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した小原日登美さんが18日に死去したことが19日、分かった。

 小原さんは青森・八戸工大一高から中京女子大(現・至学館大)に進み、2000年に世界選手権女子51キロ級を初制覇。計6度世界女王に輝いた。しかし、同級は非五輪階級で、レスリング女子が五輪種目に初採用された04年アテネ五輪、08年北京五輪の出場はならず、一度引退。10年に48キロ級で復帰すると同年と翌年の世界選手権で優勝し、12年ロンドン五輪で金メダルに輝いた。

 10年に同郷の康司さんと結婚し、2児をもうけた。引退後は所属の自衛隊で指導者として活躍。日本レスリング協会の理事も務め、今年1月には女子日本代表のコーチにも就任していた。また、2022年には世界レスリング連盟(UWW)の殿堂入りも果たしたレジェンドだった。今後のレスリングの発展に欠かせぬ存在として、周囲からの信頼を寄せられていた。