キックボクサーの那須川龍心(19)が、将来的なプロボクサー転向の可能性に言及した。

 立ち技打撃格闘技イベント「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)の会見が2日、都内で行われた。龍心はスーパーフライ級1位・政所仁(26)との一戦に向けて「しっかりここでぶっ倒して(同級王者の)花岡竜選手に挑みたい」と腕をぶした。

 昨年の龍心は、数島大陸に1ラウンドKO勝利を収めてRISEフライ級王座を獲得するなど、圧巻の活躍で同団体のMVPを受賞。キック出身の兄・天心が2023年にプロボクシング転向後も注目を集める中、弟も格闘技界で存在感を示している。

 会見後に取材に応じた龍心は、急成長の理由について「本当に強い相手とやらせてもらっているのが、一つの要因でもある。トップの選手と技術面ではあんまり差はないけど、メンタル面で差がついていると思う」と自己分析した。

 ボクシング界では、元K―1王者の武居由樹が世界ベルトを保持するなど、キック出身選手の躍進が目立つ。龍心も兄と武居の試合はチェックし、同じファイターとして刺激を受けているという。

 将来的なボクサー転向の可能性を問うと「いろんなことは考えている。中途半端にやりたくないので、自分が(キックを)やり切ったと思えればすぐに転向するかもしれないし。まだまだと思えばずっと(キックを)やっているかもしれないし、そこはわからない」と含みを持たせた。今後も〝心童〟の動向に注目だ。