ドジャースの大谷翔平投手(30)とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)の直接対決に野球ファンは手に汗を握った。

 米ヤフースポーツは2日(日本時間3日)に「ヤンキース対ドジャース、より輝いたのはどっち? アーロン・ジャッジそれとも大谷翔平?」と題し、5月30日(同31日)からドジャー・スタジアムで行われたヤンキースとの3連戦で、昨季の両リーグMVPが競演したドラマを振り返った。

 同サイトによると、今回の3連戦で特に印象に残ったのは「ジャッジの驚異的な打撃」「大谷対ジャッジのMVP対決」「強豪対決でドジャースが勝ち越し」の3点だ。

 中でも、初戦の初回にジャッジが19号、大谷が21号を放った場面は「まさに劇場であり、花火のような展開」と評し、「まるでジャッジと大谷がシリーズ開幕前に会って、『ファンが望むものを見せよう』と打ち合わせをしていたかのようだった」と伝えた。

 前年の両リーグのMVPが同一試合の初回に本塁打を記録したのはメジャー史上初の快挙で、MLB関係者、ファンの期待を裏切らない歴史的な場面となった。

 ジャッジは初戦終了後、「まるで彼(大谷)が僕をまねしているみたいだった。口火を切ったのは僕だけどね」と冗談交じりに語り、「彼は本当に素晴らしい。彼が最高の選手の一人であるゆえんだよね」と称賛した。翌31日(同1日)には、前日の大谷をまねするように4回に20号、8回に21号と自身も1試合2本塁打を放ち、存在感を見せつけた。

 そのジャッジは今季は打率が特に好調で、6月に突入した現在も3割9分1厘をキープ。1941年のテッド・ウィリアムズ以来となる4割打者誕生へ球界の期待が高まっている。大谷もシーズン60.4本塁打ペースだ。

 同シリーズでは本塁打数こそジャッジが3本で大谷の2本を上回ったが、ドジャースが2勝1敗と勝ち越した。昨年のワールドシリーズ(WS)の再戦と全米が注目した両軍の対決はレギュラーシーズンでは今回の3連戦のみ。昨年は大谷が左肩の脱臼で1安打のみ、ジャッジも本塁打は1本のみと本塁打王対決は肩透かしだった。2年連続WSでの頂上決戦を期待する声は多い。どうなるか。