〝万博おばあちゃん〟こと山田外美代さん(76)が23日、大阪・関西万博で鳥取県から「サンドおばあちゃん(Sandma)」を任命され、「サンドアライアンス」(砂協定)のPR活動をスタートさせた。

 鳥取県は、関西パビリオンの一角に鳥取砂丘の砂を敷き詰めて再現した「鳥取無限砂丘」などの展示を盛り上げる。

 そのため「砂」に関連するパビリオンとして、ヨルダン館やサウジアラビア王国館に働きかけ、「サンド・アライアンス」を締結し、今後スタンプラリーの実施などを予定し、さらなるアライアンス拡大に努めているのだ。

 サンドおばあちゃんとしてウズベキスタンパビリオンを訪問した山田さんは「砂でつながり、もっと盛り上げていきたい」と「サンド・アライアンス」への理解を求め、同館副館長の田中涼子氏は「本国にお伝えし、前向きに検討したい」と握手。同国の塩湖・アラル海が干上がり、砂漠化しつつある現状が伝えられた。

 次にインド館を訪れると知己の仲である同館総支配人のガリマ・ミタル博士が出迎えた。ガリマ氏は「(パビリオンに設置中の)サンドアートを山田さんが気に入ってくれたということが、とても光栄です」と語った。サンドアライアンスについて検討するという。

 鳥取県側が銘菓などのお土産を手渡すと、ガリマ氏からは「インドの国旗をモチーフにしたインドシルクのストール」をプレゼントされ、友好的な国際親善となった。

 サンドアライアンスのPR後、鳥取県から「サンドおばあちゃん」と書かれたタスキと名刺、「砂かけばばあ」の置物を贈られた山田さんは「すべての砂に結び付けてくれた鳥取県に感謝しながら、これから砂を見たら必ず2025年を思い出すような行動をしたい」と意気込んでいた。