ボクシングのWBC世界ウェルター級王者マリオ・バリオス(29=米国)に挑戦する元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(46=フィリピン)をWBC世界5位にランキングした同団体のマウリシオ・スレイマン会長が釈明した。

 2021年8月に敗れて以来の試合となるパッキャオは、7月19日(日本時間同20日)の決戦に向けて上位にランクイン。これには多くにファンやメディアから批判が噴出し、大きな波紋が広がっている。専門メディア「Philboxing」は「ボクシング界は騒然となっている。大きな批判を呼んでいるが、WBCのスレイマン会長はこの論争に正面から言及した」と伝えた。

 同メディアによると、スレイマン会長は「伝説的な地位を持ち、すべての健康診断に合格し、地元のボクシング委員会からライセンスを取得したファイターはタイトルに挑戦できるというルールがある」とし「混乱を招いてしまった。ランキングにかかわらず直接試合に臨むべきだったかもしれない。説明は極めて明確だ」と改めて前出の規則を解説した上で「だからこそ試合を支援している」と語ったという。

 スレイマン会長は「マニーが電話をかけてきて『WBCのチャンピオンとして引退したい』と言ってきた。多くの素晴らしい瞬間が訪れるでしょう。バリオスは優れたチャンピオンです。素晴らしい試合になる」と、マッチメークの正当性を主張していた。