スペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウスが厳罰を受ける可能性が浮上したと、スペイン紙「マルカ」が報じた。

 同紙によると、ブラジル企業のティベリス・ホールディングス・ド・ブラジルが国際サッカー連盟(FIFA)倫理委員会の調査室にビニシウスへの苦情を申し立て、最長2年間の出場停止を求めたという。

 ビニシウスは父親と代理人のタシロ・ソアレスが経営するALL・Agenciamento・Esportivo社を通じて複数のプロサッカークラブの買収に関与しており、同紙は「まだ現役のサッカー選手であることを考えると、この取引は潜在的な利益相反を起こす可能性がある」と報じた。

 今回の申し立ては、ビニシウスが関連する会社がブラジル2部クラブの株式取得を巡ってティベリス社とトラブルになったことが原因とみられている。現在サンパウロ商事裁判所は取引の一時停止と仲裁手続きを行っている中、ティベリス側はFIFA倫理規定第20条とスペインサッカー連盟のスポーツ正義規定第22条に違反していると主張し、FIFAに提訴したという。

 同紙は「ビニシウスは失格の危機?」とし「状況が競技バランスに悪影響を及ぼす可能性、スポーツの結果への影響、さらには税金の不正の可能性などさまざまな問題を引き起こすという懸念がある」とし「(出場停止の)代替案は罰金だ。あるいはクラブ株式を売却する義務もある」と指摘しており、今後の動向が気になるところだ。