【カップめん評論家taka :a激推し!トレンド最前線】大人気ブロガーがカップめんの〝推せる新作〟を徹底解説する好評企画。今回も読んだら即、お店へ買いに走ること必至の5品です!

 玄界灘の荒波を感じさせる「Wぶし」も復活!

【リピ必至】まるか食品「ペヤング やまとの味カレーやきそば」(236円+税)

 やまとの味カレーとは、長崎県佐世保市の大和製菓を代表するスナック菓子で、スパイスの製造方法を知っているのは同社の”たったひとりの職人”のみ。その伝統的な味わいをイメージした本商品は、めんとキャベツ、それと液体ソースなのにドライなスパイスの打ち出し方もペヤングらしい要素になりますが、これまでペヤングが独自にリリースしてきた「カレーやきそば」とは異なる素朴さと中毒性の高さときたら。

動物系エキス不使用なのに深みが!
動物系エキス不使用なのに深みが!

 しかもこれ、カレー味のカップめんにしては珍しく動物系のエキス不使用なんですよ。なのに、まったく単調じゃない。それどころか複雑で、妙に深みのあるフレームワーク。けっして高級感のあるテイストではないけれど、また食べたいと思える魅力を備えた一杯でした。ちなみに「たなか物産専売品」ですが、販売エリアは全国区です。探してください。

【王道と欧風に次ぐ新カレー復活】日清食品「カップヌードル 和風魚介ぶしカレー」(236円+税)

 そんな「やまとの味カレーやきそば」と時を同じくしてリリースされたこちら、実は昨年に本連載でも紹介しているため重複しますけど、満を持しての復活ということで再度ご紹介。

玄界灘の荒波を彷彿とさせるインパクト
玄界灘の荒波を彷彿とさせるインパクト

 いつもの「カレー」や「欧風チーズカレー」とは一線を画する変わり種で、カツオとサバのWぶしを使用した“ぶし香る旨み深い和風仕立て”をコンセプトに据えているのですが、このWぶしが強いのなんの。おそば屋さんのカレーが題材のカップそばとかあるじゃないですか、あんなもん比較対象にならないほど。たとえるなら同じカツオとサバでも上品な出汁(だし)とは対極に位置している、玄界灘の荒波を彷彿とさせるような力強い魚粉のインパクトたるや。栄養成分表示は昨年と完全に一致しますけど、さらにWぶしがパワーアップしているような…いずれにせよオススメです、ガチで。

【青森・八戸の味を全国展開】ローソン「らーめんふぁくとりー のすけ みそのすけ 濃厚味噌ラーメン」(266円+税)

「らーめんふぁくとりー のすけ」とは、青森県八戸市に店舗を構えるラーメン店で、創業は2010年(平成22年)11月6日。以前に東北エリア限定のローソンを対象としたレンジ麺や冷し麺、おにぎりなどを監修していたこともありますが、即席カップめん化は過去に前例がありません。共同開発者はマルちゃんの東洋水産で、めんの質感と具材のラインナップは同社の縦型ビッグど真ん中の仕上がりではあるものの、注目すべきはスープの完成度とニンニクの強さ。

スープの完成度とニンニクの強さに注目
スープの完成度とニンニクの強さに注目

 しっかりと輪郭のある、それでいてトゲトゲしさは抑えた味噌感に、たっぷりの香味油脂と背脂加工品でマイルドな印象を与えつつ、ガーリックパウダーとガーリックチップ、さらに特製油の焦がし風味で縦型ビッグとは思えない臨場感を表現。266円+税の販売価格も踏まえ、コストパフォーマンスにも優れた一杯です。

【おろし生姜のパンチに刮目】東洋水産「推しの一杯 麺屋彩未 札幌味噌」(333円+税)

 麺屋 彩未(さいみ)とは、2000年(平成12年)11月3日の創業以来、全国でも屈指のラーメン激戦区・札幌は豊平区美園に行列をつくる人気店で、店主の奥 雅彦(おく まさひこ)氏は札幌らーめん界の重鎮「すみれ」出身。そんな彩未の「味噌らーめん」を再現した本商品は、たっぷりのアブラと味噌のキレ、さらに山椒や生姜のアクセントを強めに効かせた一杯で、なかでも注目すべきは生姜のインパクト。

こんなにハッキリ生姜を打ち出すのは珍しい
こんなにハッキリ生姜を打ち出すのは珍しい

 先述の「みそのすけ」も札幌にルーツを持つ味わいだと感じたのですが、そちらはニンニクが強く、こちらは生姜がメインと表情は別物。めんの戻りが少し頑固だったので、ちょっと長めの湯戻しがポイントにはなってきますけど、繰り返すように生姜。こんなにハッキリとした打ち出し方は珍しいですし、なおかつ定番商品ですからね。マルちゃんの思い切り、ご賞味あれ。

【夜店の焼そば30周年記念で春到来】明星食品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 えび塩味」(328円+税)

 1995年(平成7年)2月20日の発売以来、今年で記念すべき30周年を迎えた明星食品の代表的な即席カップめんブランド、一平ちゃん夜店の焼そば。その記念商品として登場した「えび塩味」は…あの、先に告白すると僕の好みではなかったんですけど、海老油の芳ばしさが印象的な液体ソースに海老の風味と酸味が効いた特製マヨ、そして具材の小海老天ぷらもさることながら、ふりかけの海老パウダーも強烈で、とにもかくにも潔いほど海老尽くし。

海老好きなら試す価値あり
海老好きなら試す価値あり

 これでレギュラーサイズだったら、あるいはタレが味噌ベースだったら最後まで飽きなかったのでは…というのが個人的に引っ掛かったポイントなのですが、とにかく海老が好きなら試す価値ありです。かなり賑やかで食べ応えありますよ。 

 各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。

 ※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。