【カップめん評論家taka :a激推し!トレンド最前線】大人気ブロガーがカップめんの〝推せる新作〟を徹底解説する好評企画。今回ピックアップした最新5商品も、カップめん愛好家なら迷わずチェックすべし!

「鬼うまい」圧巻の紅生姜天入り逸品も紹介!

【スープ激うま!待望の第2弾】ローソン「スープ激うま! 京都背脂醤油ラーメン」(221円+税)

 スープ激うま! とは、とことんスープの美味しさに特化するため具材を省き、手に取りやすい価格を守りつつ、300円超の高級カップめんに匹敵するクオリティを目指したローソンのPB商品で、昨年10月29日発売の「濃厚豚骨ラーメン」及び「激辛味噌ラーメン」を皮切りに発足。今回の「京都背脂醤油ラーメン」は、同シリーズ第2弾に該当する新作で、京都における背脂醤油の嚆矢(こうし)「中華そば ますたに」を彷彿とさせる一杯。まず何に驚いたって「かやく」が別添されていたんですけどw 小袋の中身は背脂加工品(=よってスープの一部と認識)。

動物系のコクは特筆もの!
動物系のコクは特筆もの!

 その芳ばしさもさることながら、スープは動物系のコクが特筆すべき水準に位置しており、しょうゆのコクは明確に主張してくるけれど、鋭利な部分は丁寧に削られた厚みのあるテイスト。そこに合わせられるは油で揚げていないノンフライめんなので、しっかり濃厚なのにネガティブな重さはありません。それなりにデフォルメしてありますが、京都背脂醤油の雰囲気、感じられると思います。

【題材は札幌のハズだが…】ローソン「スープ激うま! 札幌味噌ラーメン」(221円+税)

――で、同時発売品の「札幌味噌ラーメン」なんですけれども、こっちは‥‥えっと、札幌か? っていう。理由は「いか粉末」の主張が激しかったこと、加えて札幌の味噌ラーメンといえばの調理感を醸す炒め野菜の風味が相乗し、例えるなら長崎ちゃんぽんと札幌味噌ラーメンのハイブリッド的な。

激しい「いか粉末」の主張
激しい「いか粉末」の主張

 しっかり生姜の香味が強く、それと味噌の掛け合いには札幌らしさを感じたし、味だけでいえば前述の「京都背脂醤油ラーメン」に匹敵する――いや、好みによってはそれ以上の美味しさに感じられると思うので、けっしてイマイチではないどころかオススメなんですけど、魚介の強さとラードの薄さについては事前に理解しておいたほうが安全やもです。僕は好きでした!

【毎年恒例「鬼うまい」あいつが今年も登場!】日清食品「日清のどん兵衛 紅生姜天そば」(236円+税)

 2022年1月17日に節分向けの商品として登場し、以降は毎年1月発売が恒例となっている「どん兵衛」の紅生姜天そば。めんは同ブランドの「天ぷらそば」と共通につき詳しい解説は省きますが、まずメインの分厚い「紅生姜天」が圧巻で、後入れ特有のザクザクとした力強い食感はもちろん、紅生姜風味の天ぷらではなく“刻んだ紅生姜ごと揚げてある”ところがポイント。

紅生姜天は途中入れもオツ
紅生姜天は途中入れもオツ

 つゆは関西舌の自分でも繊細を通り越して少し物足りないかな? くらいにチューニングしてありますが、その淡いつゆに紅生姜天のコクと酸味が浸透していくため、時間の経過に伴う味の移り変わりに深みを覚える仕上がり。むしろ食べ終わる頃には「ちょっと濃すぎないか!?」くらいにはパワフルなので、紅生姜天を途中入れするのもオツだと思います。※節分は終わっちゃいましたけど、しばらく売ってます。

【カップめん限定の『田中商店』を見逃すな!】セブン-イレブン「田中商店 辛オニ濃厚豚骨」(248円+税)

 2000年(平成12年)12月20日の創業以来、くさい・かたい・うまいを信条に営業している東京の名店・田中商店。同店監修の「辛オニ濃厚豚骨」はカップめん限定のフレーバーで、昨年・一昨年にもセブン-イレブンで販売されていたのですが、あらためて紹介させてください。

田中商店のDNAが健在
田中商店のDNAが健在

 まずスープの辛さ、これがけっこうな勢いで、共同開発者である東洋水産の穏やかなイメージを軽々と超える辛口仕様。しかし、骨っぽい風味や炊き出し感など、豚骨スープに定評がある田中商店ならではのDNAは健在。熱湯2分のフライめんはスナック的で、それに振り切っているような質感ですが、カップめん限定の大義名分がありますから名店監修でも引っ掛かりは最小限。むしろジャンクなフライめんと辛いスープの相性は問題ないどころかバッチリで、ちょっと具材の量は頼りないけど、小さいくせに歯応えが強いキクラゲの食感だったり、フリーズドライのネギだったり、こだわりが伝わってくる一杯です。ただ、辛い食べ物が苦手な方は気を付けて。

【独特の焦がし風味に注目】セブン-イレブン「きんせい 焦がし風味噌ラーメン」(248円+税)

24年11月26日発売
24年11月26日発売

 こちらもセブン-イレブンの留型で、2001年(平成13年)11月8日に創業した「彩色ラーメンきんせい」を源流とする「きんせいグループ」の総本山「彩色ラーメン きんせい総本家 夢風」の冬季限定メニューを再現した一杯。

異彩を放つ個性的テイストの焦がし風味
異彩を放つ個性的テイストの焦がし風味

 平打ち状のフライめんは縮れが弱く、内側から弾けるように切れる加水率低めの質感で、味噌ラーメンにしては珍しいチョイスになりますが、鰹を中心とする魚粉だったり、あえて複雑さを抑えたような味噌の使い方だったり、なんといっても焦がしの風味が独特で、数あるカップラーメンの中でも異彩を放つ個性的なテイスト。さらに多めのメンマや刻み玉ねぎ、2種の肉具材(味付豚肉・鶏ひき肉)など、かやくのラインナップも侮れません。ここ最近、ラーメン界隈では焼き味噌系のスープが流行っているようなので、タイミング的にも押さえておきたい商品です。

 各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。

 ※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。