【カップめん評論家taka :a激推し!トレンド最前線】大人気ブロガーがカップめんの〝推せる新作〟を徹底解説する好評企画。今回は日清の〝チーズトリオ〟をはじめ、話題の5商品をピックアップしました。

 日清の〝チーズトリオ〟にダークホース登場!

【チーズ星人渡来25周年記念】日清食品「カップヌードル 3種のチーズ鶏白湯」(236円+税)

 現在を遡ること25年、2000年(平成12年)4月に発売された「カップヌードル チーズカレー」(現「カップヌードル 欧風チーズカレー」)の登場と共に現れたチーズ星人。その大胆な見た目もさることながら「チチチチチチチ」などと奇声を発し、指先からチーズを連射する怪奇的なデビューが記憶から消せない方も少なくないでしょう。そんなチーズ星人の渡来25周年を記念して開発された本商品は、しっかりと硬派な鶏白湯に、3種の特製チーズパウダー(パルメザン、エメンタール、ゴーダ)を別添した一杯で、チーズの主張は想像を超えないというか、むしろ物足りないとさえ思ってしまったんですけど、ちゃんと骨っぽい鶏白湯はハイレベル。

3種の特製チーズパウダーの主張は抑えめ
3種の特製チーズパウダーの主張は抑えめ

 それに、めんの原材料名が変わっていたんですよ、従来のテンプレから。結論からいうと「シーフードヌードル」の流れを汲んでいたのですが、それと比較して「オニオン調味料」と「香味調味料」を配合している、これまでにない構成だったので、今後「シーフードヌードル」の系譜に連なるパターンは、このテンプレが定番化するやもです。

【チーズ×豚キムチどん兵衛爆誕】日清食品「日清のどん兵衛 3種のチーズの豚キムチ味うどん」(236円+税)

「日清 旨さ倍増! チーズトリオ」と題し、前述の「カップヌードル」とあわせ「どん兵衛」のブランドからもチーズ星人渡来25周年記念商品をリリースしてきた日清食品。こちらにも3種のチーズを使用していたのですが、エメンタール、ゴーダ、チェダーということで、カップヌードルとは異なるブレンド。さらにチーズの存在感は「3種のチーズ鶏白湯」を上回っていたし、ジャンクな豚キムチ味にも即席カップめん特有の魅力を感じたものの、問題は「うどん」との一体感。

いつもの和風つゆとの差別化は申し分なし!
いつもの和風つゆとの差別化は申し分なし!

 ちょっと食べ始めはチグハグというか、それこそ10分どん兵衛(熱湯5分ではなく、あえて10分待つ食べ方)をもってしてスープとの一体感を高める必要があるのでは…などと私は感じてしまったのですが、いつもの和風つゆとの差別化は申し分ありません。

【完全にダークホースだった件】日清食品「日清焼そばU.F.O. 3種のチーズ牛丼味」(236円+税)

「日清 旨さ倍増! チーズトリオ」最後の一角は「日清焼そばU.F.O.」ということで、まさに日清の御三家ブランドが足並みを揃えているのですが、まさかのダークホースだったのがコイツ。正直、まったく期待していなかったんです。というのも日清食品の甘辛い牛系は、甘さが悪目立ちする印象が強かったので。

チーズマヨは満足度高し
チーズマヨは満足度高し

 ところがどっこい、結論からいうと牛丼よりも焼肉っぽかったものの、牛脂や醤油を軽く焦がしたような芳ばしさだったり、ポジティブにジャンクと思える甘さだったり、チーズトリオの中で最もチーズの主張が強いチーズマヨ(パルメザン、エダム、ロマーノ配合)だったり、想像以上に高かった満足度。チーズの種類もさることながら、カップヌードルは鶏、どん兵衛は豚、U.F.O.は牛と動物系の軸も使い分けていたので、そのこだわりも印象に残りました。

【SNSで話題のレシピを商品化】日清食品「カップヌードル 明太クリーミーシーフード ビッグ」(271円+税)

発売日:2025年2月17日
発売日:2025年2月17日

「シーフードヌードルに明太子を“ちょい足し”するとおいしい」そんなSNS上の口コミを背景に開発された本商品。そんなもん間違いなく美味しいだろwなどと。しかし、常温で半年間の保存を可能としなければいけない即席カップめん、どのように明太を打ち出しているのだろうかと興味深く開封した結果、待っていたのは明太子じゃなくて「たらこ」っていう。

明太風味とクリーム感の相性は好印象
明太風味とクリーム感の相性は好印象

 いくつかのツッコミどころが否めない商品ではあるものの、隠し味の「紅しょうが」を含め、いつもの「シーフードヌードル」を尊重した土台に、たらこ味のふりかけよろしくスナック的な明太(たらこ)の風味と粉っぽいクリーム感の相性は素直に好印象。最近のBIGは味に物足りなさを感じることが多かったんですけど、そのイメージを払拭するに値する一杯でした。でも、ひとつだけ。かやくショボすぎ(※驚くほど量が少なかった)

【具材は変わってしまったが‥‥】サンヨー食品「サッポロ一番 博多もつ鍋 蟻月監修 博多もつ鍋風ラーメン」(248円+税)

 こだわり抜いた博多の逸品「もつ鍋」と、自慢の新名物「もつ焼き」を看板メニューとする鍋居酒屋「蟻月」監修のカップラーメンは、これまで筆者のブログで高評価を叩き出し続けている安心と信頼の商品で、同店監修のアイデンティティといっても過言ではないモツ具材(味付豚腸)は鶏だんごに変わってしまったものの、白味噌とニンニクを強めに効かせたスープの満足度たるや。

白ごはん片手にガッツリいけます
白ごはん片手にガッツリいけます

 変更後の鶏だんごも一つひとつの存在感が凄まじく、熱湯5分の油揚げめんも密度感が高い仕上がり。しかも、セブン-イレブン店舗限定でありながら、現在のNB商品におけるメーカー希望小売価格のディファクトスタンダード(レギュラーサイズ 236円+税、ビッグサイズ 271円+税)を大幅に下回る販売価格を実現している、コストパフォーマンスについても高く評価できる一杯。濃いめの味付けから白ごはん片手にガッツリいける商品なので、ラーメンライス派にも朗報です。 

 各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。

 ※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。