アイドルグループ「SKE48」の岡本彩夏(22)が3月31日でグループを卒業する。9期生として2018年の大みそかにデビューした岡本は卓越したパフォーマンス力でグループを支えてきた。「SKE48に入って本当に良かったです」と6年3か月のアイドル活動を振り返った岡本が熱く語ったグループの魅力とは――。
――3月末でSKE48を卒業する
岡本 SKE48に入って本当に良かったです。私はずっとアイドルが好きだったので、好きなことを仕事にできるって本当にすごいことだと思います。普通じゃできないことをたくさん経験させてもらいました。地元が東京なので名古屋に来て1人で生活することに最初は不安もあったんですけど、いろんなメンバーとも出会えた。すごく不思議な関係だなって思うんですよ。年齢や出身地が全然違って、友達ともまた違うような感じで仲良くなれる人がたくさんいたことは自分にとってすごく財産になりました。もちろん楽しいことだけじゃなかったですけど、かけがえのない時間を過ごせたと思います。
――アイドル人生で思い出に残っていることは
岡本 コロナ禍の中で行われたSKE48の12周年公演です(※2020年10月3日~5日に行われた配信時間30時間以上、総楽曲数188曲以上というグループ史上最大規模の配信ライブ。メンバー72人が出演し、SKE48が12年間で行ってきた12公演と12周年特別ライブを生配信した)。1か月で3公演を覚えなければいけなかったのでめちゃくちゃたいへんな期間だったんですけど だからこそ自分を成長させてもらえた。毎日みんなでレッスン場に通ってたいへんだったけどめちゃくちゃ楽しかったです。公演自体もすごく楽しかったですし、3公演を一気に覚えたということが自信になって、すごく思い出に残ってます。
――アイドルになってつらかったことは
岡本 (2020年2月に)私がチームKⅡの正規メンバーに昇格してすぐにコロナ禍になってしまったことです。せっかく昇格できてこれからというときに公演に出演することもできず、横浜アリーナでのコンサートも中止になってしまいました。自粛期間にすぐ入っちゃったことは悲しかったですね。あの時期に何もできなかったことは結構心残りではあります。
――SKE48の良さはどんなところ
岡本 SKE48のダンスはそろっているなと最近特に思っていて、パフォーマンスに力を入れているグループだと思います。昨年10月に行われた16周年公演もすごくたくさんのリハーサル期間を取ってもらえていろんな場所で練習しました。SKE48はレッスン場がいつでも使える環境にありますし、レッスン場以外でもいろいろな会場を借りてリハーサルを行いますけど、車両が出て送り迎えもしてもらえるし、ご飯も出て、お菓子も置いてある(笑い)。今までの6年間当たり前のようになってしまっていたことかもしれないんですけどいざSKE48から外に出るとなるとその環境って本当に恵まれているんだなって実感します。(レッスンは)大変でもあるんですけど、それだけみんなが頑張っているので、もっとたくさんの人に見てもらえる機会が増えたらいいなって思います。
――22年11月から始まったチームKⅡの「時間がない」公演でオリジナル公演も経験した
岡本 人生でオリジナル公演を経験できると思っていなかったので本当にうれしかったです。私は休業が明けたばかりで(22年3月~6月まで体調不良のためアイドル活動を休業していた)、あまり前のポジションではなかったんですけどユニット曲「プレシャス」などすごくいい曲をいただきました。アンコール明け2曲目の「消えない虹を心にかけて」の中に「何回も何回も諦めそうになったけど」という歌詞があるんです。そこは公演のフロントメンバー5人(江籠裕奈、日高優月、太田彩夏、荒井優希、青木莉樺)が歌うのですが、スタッフさんが「岡本に合っている歌詞だから」と私もその歌割に入れてくれたんです。それがずっとうれしくて歌うたびに思い出します。(休業していた)あの時に辞めていたらやり切ったと思えず卒業していた。諦めなくて本当に良かったと思います。
――応援してくれたファンに伝えたいことは
岡本 SKE48に入って6年3か月、応援してくださって、本当にありがとうございました。私はアイドルにむいているかむいてないかっていったらむいてない人間だったとは思うんですけど、そんな自分を好きでいてくれる方がいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。会いに来てくださったり応援してくださったり、自分のために頑張ってくださる方がいて、私の幸せを願ってくれる方がこんなにいてくれたっていうのは本当に幸せな人生だなって思います。私も皆さんの幸せを願っています。本当に本当にありがとうございました!












