格闘技イベント「ONE 172」(23日、さいたまスーパーアリーナ)で〝破壊神〟ことロッタン・ジットムアンノン(27=タイ)と対戦する元K―1世界3階級制覇王者の武尊(33)が、悲壮な覚悟を口にした。
悲願にしてきたロッタン戦を目前に、武尊は不退転の決意だ。本紙の取材に応じると「全力でやりきって〝勝って灰になる〟じゃないけど、それぐらいの気持ちですね。全部出し切ろうと思っています」と心境を語った。
今回はこれまでの大一番以上の激闘になることは必至で、関係者の多くは激しい打ち合いを予想する。武尊もつぶし合いに臨むつもりで「本当に、次のことは全く考えていないんです。正直、この試合で体が壊れてもいいと思ってやろうと思っているので」と断言。自ら「集大成」と位置づける戦いに「今までとちょっと覚悟が違うというか。だからその後、どういう気持ちになるかはやってみないと本当にわからないです」と首を振った。
そんな全てを懸けた試合だからこそ、ちびっ子のファンたちに見届けてほしいと願う。武尊は「僕は小さいころに格闘技を見てパワーをもらって、今まで頑張ってきたので…」としてこう続けた。
「格闘技って体がボロボロになるし、今回も全て懸けるつもりです。そういう〝命を懸けて戦う姿〟って、絶対伝わるものがあると思うんです。それが子供たちのパワーになったり、未来への夢や希望に変わるんだったら、命を懸ける意味がある。だからその姿を見てほしいと思います」
破壊神との〝壊し合い〟の先にはどんな未来が待っているのか。決戦から目が離せない。












